Windows8でセキュリティソフトは?

標準で装備されたセキュリティ
アンチウィルス・スパイウェア Windows Defender

Windows8には基本的にアンチウィルス・スパイウェアソフトのWindows Defenderが組み込まれているので不要です。下手なものを買ってインストールされるよりこのまま使ったほうが良いと思います。 (従来のWindows Defenderとは異なり、ウィルスのセキュリティも追加されています。)

またWindowsとの連携や相性も良くなっていると想像できますので、トラブルに遭遇する可能性も低いと考えられます。当然ですが、更新料などの費用も発生しません。

 

セキュリティソフトメーカーは今後Windows用のセキュリティは売れなくなっていくと予想できます。採算をとるには製品を高くするか、開発費を削減すると言う選択になるでしょう。そうなればセキュリティソフトの性能は低下して行くと予想しています。

強化されたファイヤウォール
強化されたファイヤウォール

 

ファイヤーウォールはWindows Vistaで強化された物と同じように見えますが、それが標準装備されています。最近ではルータを経由してのインターネット環境が殆どになり、私にはこれで充分と思われます。 ご自身で設定を操作することなく、問題なく監視ししてくれます。

 

設定がマニアックなファイヤウォールが好きな方は物足りないかもしれません。玄関のカギを二重にも三重にもしないと気が済まない方は市販のものをお使いください。

メールのセキュリティはもちろん標準のセキュリティが監視しています。がメールのフィッシング詐欺やなりすましや迷惑メールなどの監視はありません。

最近ではメールソフトにそれらの機能が付属しています。もちろんMicrosoftのOutlookなどにもそれら機能は有りますが、無料のメールソフトの中にはそれらの機能が充実しているものもあります。それらを検討する必要もあると思います。

 

いまセキュリティ上の危機はセキュリティソフトの問題よりパソコンを使う側の問題に起因しているケースがとっても多いと感じています。

例えばWindowsやJavaやFlashやAdobe Readerのアップデートを無視して行わない人がとても多いのにビックリします。

これらのアップデートでは主にセキュリティホールをふさぐための内容がほとんどです。

例えば家にどこにも穴など無いはずなのにネズミやゴキブリが入ってくる。その穴をふさぐためにアップデートが送られてきます。ゴキブリだったらまだ良いのですがそれが成りすましなどの悪さをするわけですから恐ろしいことです。